店舗内装のカウンターをレジンアートで制作いたしました。
ブルーライトに照らされてキラキラと輝くこのカウンターテーブルは、仙台で活動している櫻一スタイル様主催の全国組織CSC(クリエイティブスタンダードカルチャー)&外壁リノベ専門店、関東メンバーでレジンという”エポキシ樹脂”を使用して制作施工しました。
櫻一Style様の公式Youtubeで公開されている施工の様子
仙台の櫻一Style様WEBサイトにはモルタル造形やレジンに関してたくさん素敵な事例が掲載されていますので、是非ご覧になってみてください。
千葉県・特に船橋市、習志野市周辺地域はミライカナイでも同様の工事の対応ができますので、ご興味がありましたらぜひ一度お問い合わせください。
話は戻りまして…
エポキシ樹脂は主剤と硬化剤を混ぜて使用する二液の材料です。
粘度の高い樹脂を使用し、ぷっくりとした仕上がりにできました。
※アクセサリー制作に定番の一液性”UVレジン”は紫外線を当てて硬化させますが、厚みのある作品では紫外線が奥まで届かないため不向きです。
レジン施工の肝は、1.計量 2.攪拌 3.気温
レジンを施工する際は3つのポイントを押さえなければなりません。
1.まず軽量は1/100単位で正確に行います。
2.そして攪拌は正確に計った2種類の液体が確実に混ざるように、容器の底や角に追いやられて攪拌されていない部分がないようにします。
3.適正な室温・気温はメーカーによっても変わりますが、大体は20℃~25℃であれば問題なく硬化します。(しっかりメーカー規定は確認)
最低限この3つを守らないと硬化不良や強度不足を起こして品質に問題がでます。
特に2の攪拌が不足すると硬化不良でえらいことになりますので…。
気泡が入ると作品が台無しになるので、気泡にも細心の注意を払っています!
カウンターテーブルはマーブル模様
レジンはその特性から透明度の高い作品が多いのですが、今回ご依頼の店舗のカウンターテーブルはブラック×シルバーのスタイリッシュなマーブル模様です。
珍しいオーダーに職人全員気合が入っているようでした。
どんな仕上がりになるのかワクワクします!
レジンについて色々調べていらっしゃる方はお気づきかもしれませんが、今回の施工ではレジンに直接着色し、周囲はモルタル造形で納めてありますので分厚くする必要がありません。
レジンを分厚くする(下が透けて見えるようにしたい場合など)は数回に分けて流し込み、そのたびに数日の硬化が必要です。
この場合当然材料費や人件費などのコストも高くなってしまいます。
レジンのぷっくりつるつる感は好きだけどコストが気になる…という場合は、こういった施工方法もおすすめです。
レジンの模様づくり
シルバーの塗料を刷毛でのせてからガスバーナーで表面を少しあぶります。
レジンの硬化を遅らせて、流動に任せて模様を調節する目的です。
硬くなってきたら部分的にまた炙って柔らかくし、”いい感じ”の模様になるように促すとだんだんと形になってきます。
ガスバーナーであぶることで、気泡も除去します。
レジンの硬化待ち
研磨して完成!
いかがでしょうか!
カウンター上のからブルーライトを照らすと、非現実的な空間を楽しめます。
モルタル造形+レジンアートと、店舗ならではの贅沢な施工でワクワクした施工でした。
同時に施工したモルタル造形はこちら
工事を終えて
今回は仙台の櫻一スタイルの櫻本さん、関東近郊、中国地方の同志らが集まりコンセプトカフェの内装をモルタル造形、エポキシレジンで施工させてもらいました。
皆で作り上げる現場はやっぱり楽しくて和気あいあいと貴重な時間でした。
最終日にはオーナーさん達がいらして、『スゲー、カッコいい!カッコいい!』と大絶賛してくれた事が何より嬉しく、やりがいを感じさせて頂きました。
仕事を通じて仲間が増え、施工をして感動をもらえるこの仕事はやっぱり最高です!
今回のように全体を彩ると、通常の塗装のみの施工の1.6倍強は掛りますが、施工方式を工夫したり範囲を上手に絞ったりすると『思っていたよりも安くて意外だった』という方もいらっしゃいます。
コスパ良くディズニーのような空間に住みたい!
一味違うリノベーションをもっと楽しみたい!
玄関まわりや、キッチンの一部分、自慢のガレージ、塀だけでもカッコ良くしてみたい!
そうは言ってもとにかく値段だけでもまずは知りたい!など
どうぞお気軽にお声掛けください。
(๑・̑◡・̑๑)!