スーパーマーケットの外壁屋根塗装が完成いたしました!
印西市内にある大型スーパーの外壁塗装・屋根塗装がこの度竣工いたしました。
金属部分には錆が発生していましたので、ケレン作業に一番時間を要しました。
塗装工事は”塗る工程”よりも”下処理工程”が最重要ですので、この度も長持ちにつながる高品質の工事をご提供できたと自負しております。
スーパーの外壁屋根塗装工事のビフォーアフター写真
看板文字の塗装
スーパーや店舗の看板では、通常は塗装ではなく看板屋さんに依頼してカッティングシートの文字を貼り付けることが多いのですが、この大きさになると費用も高くなりますし、経年で剥がれることもあります。
施工する職人によりセンスが問われますが、塗装ならベロンと剥がれることもないので安心です。
マスキングテープだけでもキレイに施工することができました。
細かい作業が好きなミライカナイが得意な作業です。
外壁塗装前の補修作業
パテ補修
外壁が劣化している部分は下塗り後(接着剤の役割)パテで補修します。
欠損部の補修
外壁がかけている箇所があり、釘が打ちこんであるところからきれいに割れているのが見て取れます。
地震や微細動により、新築時に打ち込まれた釘からサイディングに負荷がかかり割れてしまったようです。
下地は木ですので水が入ると腐食する可能性も高いので、新しいサイディングを欠けた個所に合うように加工して設置し、水が入らないようコーキングで周囲を処理しました。
不要な穴の補修
設置してあった何かを外したのでしょうか?穴があいていました。
このままですと雨はもちろん虫もはいってきますのでしっかりふさいでから塗装します。
スーパーマーケットの外壁屋根塗装
高圧洗浄
まずは高圧洗浄です。
業務用の強力な高圧洗浄機で積もった汚れを除去します。
大切なケレン作業
金属部分では最も大切といっても過言ではない、ケレン作業です。
古い塗膜が剥がれたところにサビが発生していますので、研磨パットやスクレーパーで剥がれる部分を徹底的に除去します。
手作業で簡単に削れる塗膜や錆の上から塗装をしても、すぐに剥がれてしまいます!
錆転換材を塗装
赤錆は空気に触れると拡がるため、「空気に触れないようにエポキシ樹脂で蓋をする一般的な錆止め」はあまり意味がありません。
塗膜内に空気が入った瞬間に再び酸化が始まり、塗膜内で赤錆が拡大していってしまうからです。
そこで錆転換材の出番です
この錆転換材は、赤錆を黒錆へと転換することのできる塗料です。
黒錆は「良性の錆」とも言われており金属を守ってくれる錆なのですが、自然には発生しないため塗料で赤錆を黒錆へ転換させ、表面を安定化させます。
(例を挙げると公園の鉄棒が鉄剥き出しなのに錆粉がなかなか手につかないのは表面が黒錆化して安定しているからです。)
サビ止め~上塗り塗装
錆転換材の塗装後に白色錆止めを2回、中塗り、上塗りの順に塗装して外壁塗装は完成です。
白色錆止めが2回塗りなのは、白色錆止めを2回塗って一度真っ白の状態にしないと上塗りの黄色の発色が悪くなるためです。(赤や黄色は塗料に含まれる色素成分が薄い為)
全部で5回塗りとなりました。
施工事例にすると簡単に思える塗装工程ですが、範囲が広いため塗装作業も人数と日数のいる作業でした。
付帯小物の塗装
使用材料
工事を終えて
ご縁があり印西市内のスーパーマーケットの塗装をお任せいただきました。
ミライカナイでは一般住宅だけでなく、工場やマンション・アパート・店舗などの塗装実績も多数ございます。
通りやすい稟議書やご提案書のノウハウもございますので、お気軽にご相談ください。
お見積りはもちろん無料です。
営業に支障をきたさないよう心を込めて施工させていただきますので、お声がけいただけましたら幸いです。