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「やっちまった!」ブロック塀をモルタル造形

写真左側のブロック塀を新設するため既存のブロック塀を解体した際に、誤って解体したくない部分まで解体してしまったのでどうにか補修できないか、という外構屋さんからのご依頼でした。

逆サイドから見るとこのような凹凸のついた石柱でしたので、今回はこれに合わせた仕上がりとなるようモルタル造形を行っていきます。
大まかな形を作ってから成形、塗装

モルタルの密着力を高めるための工程などを経たら、周囲の石をよく観察しながらモルタルで形を作っていきます。
ある程度形ができたら今度は引き算の作業です。盛ったモルタルを削いだり、あえて傷をつけたりして周囲の石となじませます。特殊塗装と同様にセンスの問われる作業です。

最後は周囲の色と同じような色になるように塗料を調色して塗装します。
調色がうまくいかないと浮いてしまうので、長年の経験から「この色の配合でバッチリ」という勘が働くのですが、グッと我慢して最初は薄めの色から開始します。

お客様の大切なお住まいですから、私も大切に作業します。